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心線部門 溶接マニュアル

健全な溶接部を得る為には、高品質ワイヤをご使用頂くことはもちろんの事「正しい材料選択」「正しい施工方法」が不可欠となります。ここでは、アルミ溶接に付いて最低限知っておきたい基礎知識を紹介いたしますのでご活用ください。

溶加材選定表

  • A1100又はA1200を用いてもよい。
  • A5356、A5556又はA5183を用いてもよい。
  • A5654又はA5554を用いてもよい。
  • 用途によってA4043を用いてもよい。
  • A4047を用いてもよい。
  • BA4145Bを用いてもよい。
  • 陽極酸化処理(アルマイト処理)後、色調差を生じてはならないときは、A5356を用いた方がよい。
  • 母材と同組成の溶加材を用いてもよい。
  • A2319を用いてもよい。
  • ※1.この組合せは、常温及び低温で使用される一般的な溶接構造物を対象としたものであるが、使用温度が65℃を超える可能性のある場合には、A5356、A5183、A5556、及びA5654の使用は避けた方がよい。
  • ※2.溶接棒及び溶接ワイヤを示すBY、WYは省略した。
  • ※3.母材のうち展伸材の形状を示す記号は省略したが、いずれの形状のものにも適用できる。
  • ※4.BA4145BはJIS Z 3263に規定されているものであるが、2000系合金の溶加材としては有効な場合がある。

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各種合金溶接部の機械的性質

各種合金溶接部の機械的性質

※これらの値は、データの一例です。使用板厚、溶接条件により多少変動します。

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溶接欠陥に対するアドバイス

割れが発生した場合

・母材と溶加材の組み合わせは合っていますか?
再度確認してみましょう。
溶加材選定は『材質選定表』をご参照下さい。溶加材選定表へ
・ルート間隔が広すぎていませんか?
ルート間隔をできる限り無くしましょう。
・電流値が不足していませんか?
標準電流まで上げてみましょう。
・溶接速度が速すぎていませんか?
標準速度まで下げてみましょう。

ブローホールが発生した場合

・母材、溶加材が汚れていませんか?
油汚れを除去しましょう。
・電流値が不足していませんか?
標準電流まで上げてみましょう。
・溶接速度が速すぎていませんか?
標準速度まで下げてみましょう。

ビードが汚れてしまった場合

・アルゴンガスによるシールドが不足していませんか?
  • 1.アルゴン流量を増やしましょう。
  • 2.アーク長を短くしましょう。
  • 3.傷んだノズルは交換しましょう。
  • 4.コンタクトチューブの芯を出しましょう。
  • 5.トーチ角を小さくしましょう。
  • 6.空気や水の流れを確かめましょう。
・母材、溶加材が汚れていませんか?
油汚れを除去しましょう。
・厚い酸化膜に覆われていませんか?
化学洗浄やステンレスブラシで取り除きましょう。

バーンバックが発生した場合

・電流に対して線の送りが不足していませんか?
線の送りを上げてみましょう。
・送給経路が長すぎていませんか?
送給経路を限りなく短くしましょう。
・ライナーが傷んでいませんか?
ライナーを交換しましょう。
・送給ローラーの圧力が低すぎていませんか?
圧力を調整しましょう。
・コンタクトチップの端にスパッターが付着していませんか?
チップに付着したスパッターを取り除きましょう。
・コンタクトチップにスパークが飛ぶ場合
チップの寸法を調整しましょう。
・トーチが異常に過熱していませんか?
トーチの冷却状況を確認してみましょう。

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